この「和菓子のアンソロジー」、もともと坂本司さんの本も読んでみたいと思いつつふと見つけて手に取ったもの。和菓子というわかりやすいモチーフとともに、北村薫さんや近藤史恵さんなどの作品もあるということで読んでみることにしました。
和菓子という甘いものがテーマなので、ほんわかした作品が多いのかなと思っていましたが、以外にも様々な形式の物語があり、和菓子というモチーフの扱い方、選び方もそれぞれ興味深かったです。一部自分には合わないなと思うものも正直なところありましたが、まあ、それはそれで。選集ですから。
個人的には北村薫さんの「しりとり」が一番心に残りました。素敵で切なくて温かいお話です。
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